草木染のアトリエ YARN

編んだり 染めたり 耕したり

ボタンの草木染

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パリ・バンヴーの蚤の市にお店を出しているエリック・エベールさんが日本でボタンの本を出版しました。
彼はボタンの研究家でありコレクターでありボタン屋さんでもあります。
早速出版記念のイベントに伺い、色々とボタンの話をお聞きしました。
写真手前のグリーンのボタンはカゼインボタンで、この色はカゼインでしか出せない色だよと言われ、カゼインボタンを再認識しました。

実は20数年前ボタンがマイブームで色々と集めていました。
知り合いの洋裁士の方が、昔は気に入ったボタンがないときは手芸屋さんで染めてもらったよと言っていたのを思い出し、自分で染められるボタンを探し回りました。
やっと浅草橋のボタン屋さんの倉庫にあるボタンを大量に分けてもらいました。

それがカゼインボタンで、そのときは化学染料で染めていたのですが、カゼインボタンしか出せない色をより追求しようと思い、最近は草木染で染めています。

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カゼインボタンは1898年にドイツで発明されたボタンの素材で、牛乳から作ったプラスチックなのです。
草木染はたんぱく質に染まるので、牛乳でできているなら草木染もイケるのではと思い染めてみたら綺麗に染まりました。
ピンクはコチニール、茶色はコーヒーで染めました。

カゼインボタンは発色も良く光沢もあり、ニットに良く合います。
秋からの草木染の展示にはたくさんのボタンをお見せできると思います。









白いバラとカモミール

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ご近所から大量のカモミールをいただきました。
前の年のこぼれ種で立派に育ったそうですが、さすがに大きく香りもすばらしいです。
私の畑ではカモミールとの相性が悪く沢山染まるほど成長しません。
カモミールはキク科の植物で花はリンゴの香りがして薬草として使われてきました。
安眠やリラックス効果もありハーブティーなどに使われていますね。
人間だけでなく植物にも効果を発揮するらしく、近くに生えている植物を元気にしたり、害虫を予防したりするそうです。




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翌日今度は編物の生徒さんが白いバラの花びらを持ってきてくださいました。
以前赤いバラで染めたブログを読んで白はどんな色になるかしらと興味を持ってくれていました。
こちらの記事です。

白いバラは何色に染まるのかしら?
写真は黄色みがありますが実物は真っ白でした。
とても興味深く染めてみました。

白い花には白い色素は含まれていなく、透明か黄色を表すフラボール類という色素が含まれているのだそうです。
花びらの組織の中に空気の小さな泡が含まれていて、光が当たって白く見えているそうです。
ビールの泡が白く見えるのと原理は同じみたいですよ。

やっぱり白くは染まりませんね。


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向かって右がカモミール、左が白いバラの花びらです。
どちらもシルクモヘア糸の銅媒染です。


カラスノエンドウとスギナ

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連休はお天気にも恵まれ畑の整備は着々ですが、とにかく植物の生長が早いです。
競争するように染めています。
カラスノエンドウがすごい勢いで伸びています。
キヌザヤのような実が着くのですが食用に出来るみたいですよ。



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連休に染めた糸も乾いてきています。
スギナでそめたモヘア糸です。
媒染は銅を使いました。
やはり春らしい色にするには銅媒染がいいですね。


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こちらはカラスノエンドウで染めた糸です。
並太糸の銅媒染です。
並太糸は撚りの無い単糸の物を染めています。
この糸の4本取りでカウチンジャケットを編むと程よい厚さに成ります。

え!アフガン針って言わないの

 ロンドンに住んでいる娘が編物の本を時々チェックしてくれているのですが、「長いかぎ針が付録についている号があるけど」と連絡がありました。
多分アフガン針でしょうと思っていたら、「TUNISIAN HOOK」と書いてあります。
アフガン編みの発祥はアフガニスタンとばかり思っていました。
以前もアフガン編みを調べた事がありましたが、諸説あり納得いく説明にたどり着いていなかったのですが、チェニジアと成ればアフリカ発祥の編物?
謎はますます深まります。

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この針は「Crochet」の本の付録です。「TUNISIAN CROCHET」で編むかわいらしいクッションの編み方の説明が載っています。
編み方は日本と同じアフガン編みです。



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同時に送られてきた本「Knitting」の付録はこちらです。

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どうも段数表のようですね。(多分)
メモリが動くようになっています。
私の教室では段数表のプリントを作って生徒さんに使ってもらっていますが、発想の違いがおもしろいです。

外国の雑誌を見て思うのは「棒針」と「かぎ針」をやる人が別れている事です。
両方を楽しむ方は少ないようです。
日本の手芸愛好家は幅広いテクニックを使い分けますよね。
すばらしいです。

それにしてもモデルさんの頭で本のタイトルの「Knitting」がかくれてしまっているのにも文化の違いを感じます。





春の色

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ハルジオンはこんなにかわいい花なのに、貧乏草と呼ばれるのはなぜなんでしょうね。
折ったり摘んだりすると貧乏になるらしいですよ。
勇気を出して毎年染めています。


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こちらが染め上がりです。
シルクモヘア糸の銅媒染です。
シルクモヘアはよく染まります。


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つくしもスギナに成ってから畑の整備もかねて染めます。



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スギナは結構見つけやすい植物なので、草木染に興味のある方は染めてみてください。
染め上がりは次回アップしますね。








草木染の季節です

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ホビーショーでは沢山の方がワークショップにご参加くださりとてもにぎやかなブースに成りました。
この場をかりてお礼申し上げます。

さて、久しぶりに畑に行きましたらツクシもスギナに成長し畑が春の装いに成ってきました。

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タンポポも既に綿毛に成っておりました。

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今日は、タンポポとハルジオンを染めます。
ハルジオンとヒメジオンは区別がむずかしいですが、茎に空洞があるのがハルジオンです。
どちらもきれいな春らしい色に染まります。

日本ホビーショーに参加します


1年に1回行われる手芸愛好家のためのお祭り「日本ホビーショー」に参加いたします。
草木染の毛糸の販売に加えて今年は3日間ワークショップもいたします。
楽しい企画をご用意してお待ちしています。
ブースNO933「代官山クラッセ」のブースにおります。

        お得な草木染糸セット

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ホビーショー限定の草木染糸のお得なパックを販売いたします。
並太タイプ糸で撚りの無い単糸の糸ですので、編み上がりがきれいです。
アトリエYARNでは30年間定番の糸として染め続けています。
100g入っておりますので、スヌード、マフラー、帽子など編む事が出来ます。
この機会に草木染の色に触れてみてください。

1パック100g入り 2400円
ご予約をいただいた方は1500円に成ります。
ホビーショー当日会場渡しと成ります。
お色は選べます。
ご予約は
info@atelier-yarn.comまでお願いいたします。




        編まないブローチ

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簡単だけどかわいいブローチです。
お子様にも作れるよう工夫しました。
参加費500円(材料費 税込み)
所要時間 20分〜30分





       3通りに使えるアクセサリー

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 チョーカー、へアーバンド、シュシュなど色々に使えるアクセサリーです。
 参加費500円(材料費 税込み)
 所用時間 30分〜1時間


  第39回日本ホビーショー
 4月23日(木)〜4月25日(土)
  AM10:00〜PM5:00
 東京ビックサイト 東京国際展示場 東1.2.3ホール





さくら染展を終えて

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ギャラリーツダで開催していました「成城さくら染」は昨日終了いたしました。
おいでいただきました方に感謝申し上げます。
ギャラリー開催中に、NHKの番組でさくら染の行程を紹介して頂きました。
放映後、沢山の方が見にいらしてくださり草木染に興味のある方が沢山いらしゃる事に驚きました。
始めて草木染を見た方からすでに染めをしている方まで沢山の方と交流が出来ました。
特に草木染の名前の命名者である山崎斌氏(1972年没)から直に染めを習った方からも貴重なお話をお聞きできました。
無媒染で染める桜染の美しさを来年もより美しものにしていきたいと思います。

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桜も散ると日本ホビーショーの季節がやってきます。
今年も参加いたします。
ワークショップも毎日しておりますのでどうぞブースにお立ち寄りください。
NO933の「代官山クラッセ」のブースにおります。

ワークショップの内容は下記の2種類を用意しております。
 編まないブローチ  
 チョーカー、ヘアーバンド、シュシュにも成る3ウェイーアクセサリー

 いずれも材料費込みで500円 時間は30分程度を予定しております。
 ブースにいらしたら随時参加できます。
 参加のご予約も承ります。

 第39回日本ホビーショー

 4月23日(木)〜4月25日(土)
 10:00〜17:00
 東京ビックサイト



さくら染展

成城


桜も奇麗に咲き誇りわくわくする4月になりました。
今日からさくら染の展示がスタートしました。
世田谷区成城の桜の枝で染めた『成城さくら染」です。
世田谷区産業振興公社が主催するブランド「世田谷みやげ」に2011年から認定されているものです。

今年も新作のストールなどを展示して皆様のおいでをお持ちしております。
また「さくら染が出来るまで」をブログにて説明してありますのであわせてご覧下さい。

「さくら染新作展」
4月1日(水)〜4月11日(土)
 PM12:00〜17:00
Gallery Tsuda
小田急線成城学園前下車 徒歩1分
世田谷区成城2-39-2
TEL03-3416-6261

 下記日程は在廊しております。

 4月2日(木) 午後2時から
 4月3日(金) 午後4時から
 4月5日(日) 全日
 4月6日(月) 全日
 4月11日(土) 全日

さくら染ができるまで


さくら染展の会場でさくら染がうまく出来ないとの質問を良く受けます。
その都度説明をさせて頂きましたが、こちらで手順を公開いたします。

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さくらの枝は花の咲く前の蕾がついた状態の枝を使います。
さくらは剪定をしない植物なので、枝は意外と汚れていますので丁寧に洗ってください。

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洗い終わった枝はたっぷりの水で煮出していきます。
この状態で10日間くらい煮出していきます。

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3日目と6日目の抽出液の違いです。
まだまだ色は薄いですね。

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10日目のタンクの状態です。

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液の濃さもこのくらいに成ると染められます。

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抽出液を同量の水で薄めます。
さくらの花の色にするには無媒染で行います。
液はアルカリ性に傾いていた方が発色がいいです。
アルカリにする方法はいくつかあります。
さくら染で有名な志村ふくみさんはさくらの枝で灰を作り、それを用いているそうです。
海水を使っている方もいますね。
私の場合いろいろ試した結果重曹を使っています。
それはどなたでも手に入りやすい利点があるからです。
発色も良いです。
目安としては染め液の10%くらいの重曹を入れます。
これもご自分でいろいろ試してみると、自分の好きな色に出会えると思います。


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さくらはシルクにしか染まりません。
シルクにも色々と種類ありますので、何種類かの布で試してみると良いですね。
ただ、さくら染は1年に1回しか出来ませんので気長に挑戦してください。

さくら染の様子をNHKが取材してくださいました。
関東だけの放映ですがご覧下さい。
よりわかりやすいかと思います。

  4月1日(水)放送予定
  NHK総合テレビ「ひるまえほっと」AM11:05〜11:54












Profile

6月編物教室
浦和教室 14日
久喜教室 8日 22日
大宮教室 12日

7月編物教室
久喜教室 6日20日
浦和教室 19日















   

アトリエYARN
ホームページ
http://atelier-yarn.com



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