草木染のアトリエ YARN

編んだり 染めたり 耕したり

さくら染スタート

094763eb.JPG先日葉山から送った枝で「葉山さくら染」のスタートです。例年なら3月に入ってからの枝を使うのですが、枝を貰う友人宅の建て替えのためこの季節に枝を切ることになりました。
桜は花が咲いてしまうと色素がみんな花に行ってしまいます。私は咲く前の枝から色素を抽出するのですが、そのタイミングが難しいのです。
今年はちょっと早いので良い色が出るか心配です。

今日で3日目

60f13671.JPG枝を煮始めて3日目です。だいぶ赤い色素が出てきたみたいです。朝から晩まで火を付けているので部屋の湿度は80%を越えました。家中が桜餅の香り、いや臭いと言った方が正しいかも。

17年間思い続けたセーター

ea53a401.JPGどうしても編みたいセーターが有ると言って本を持って入門してきた生徒さんがいます。17年前にイギリスに住んでいて、その時に買った本だそうです。最初に編むにはちょっと難しいデザインです。編み込み、地模様、透かし編みが盛り込まれています。色も本と同じと言う指定です。完成まで1年はかかるかしらと思っていたらなんと5ヵ月で完成です。やはり永いこと思い続けただけ有ってとてもお似合いです。
持っていらした本は「ROWAN]でした。私も「ROWAN]のデザインは大好きですので、私の糸で編んで貰えてとても嬉しいです。

糸は並太で、染めは化学染料です。

裾と袖口がオシャレ

42d7f365.JPG裾と袖口は透かし模様で別に帯状に編み綴じ付けて有ります。

春 さくら咲く

c1f9760c.jpg昨日葉山に桜の枝を取りに行って来ました。桜染のスタートです。丁度ハガキも出来てきて気分はすっかり春モードです。
葉山の海も穏やかで水面がキラキラしていました。埼玉在住の私にとっては海の見える景色は最高の贅沢です。贅沢と言えば今度のさくら染の展示は鎌倉です。今年は初めて鎌倉のさくら見物が出来ます。
画廊のオーナーの方が仰るには毎年4月の11日頃が満開になるそうで、開花に合わせて日にちも設定してありますので、どうぞお花見のついでにお立ち寄り下さい。

 「春 さくら咲く」展
   桜の器    森屋純子
  葉山さくら染  七字良枝
4月5日〜10日 10:00〜17:00(初日は13:00〜)
  鎌倉 吉田画廊  鶴岡八幡宮そば

若い染色家

9cd35e7a.jpg染色の材料店で2度ほどバッタリ会った方がいます。1回目は個展が決まったとき、2回目は個展のハガキが出来たとき。節目にお買いするなんてこれも何かのご縁ですのでハガキをアップします。

染色作家のayukoさんの初個展は生活がちょっとだけHAPPYになる生活小物の展示がコンセプトになっています。ハガキのひつじはとても可愛らしいです。実は私、ひつじの物もコレクションしていますのでこのハガキは嬉しいです。

  Im Happy ayuko展
     3月9日〜14日 12:00〜19:00
     seta-shop gallery 用賀駅南口より徒歩7分
      TEL03-3709-3632
ayukoさんはまだ20代の方ですが、若い方が物作りを仕事にして下さるのは嬉しいですね。
 

にんじんのベスト

eb99afe7.JPG今日ようやくベストが編み上がりました。これで今シーズンのオーダーは全部編み終えました。後は出来上がりの期限の無いオーダーを数点抱えるだけですので少しホットしています。
このベストは、輪郭の色はにんじんの葉の銅媒染です。ほかにアップルミント、コンフリー、西洋あかね、紅木、お茶などです。草木染めの良さは何色使っても色同志が喧嘩しないことです。

編み方はアーガイル編みです。アーガイル編みはスコットランドのアーガイル州が発祥の地で菱形の連続模様のアーガイルチェックを編む技法です。裏に編み込み糸が渡らない編み方です。
世界に手編みの編み込みの方法は3つしかありません。裏に糸が渡る一般的な編み込み、カウチン編み、それと、このアーガイル編みです。
この3つさえマスターするとどんな編み込みもオーケーです。後は根気のみですね。

コーヒーで染める

ac155c51.JPGシナモンの葉で染めたモヘア糸の注文が来たのですが、あいにく250グラムしかなく、先方の注文は2本取りでジャケットを編むので少し足りないのです。夏でしたらシナモンの葉で染められるのですがこの季節は無理なので近い色のコーヒー豆で染めることにしました。
コーヒー豆は同じ町にある「豆屋」というコーヒー豆専門店に20年前からお願いしています。そこのお店は焙煎後に煎りすぎや虫食い豆を手でより分けて取り除いています。ですから豆はとても美味しいです。ここまでしている所はそうないそうですがこの作業で胸焼けなどしない美味しいコーヒー豆になるとか。
そのことを聞いた私ははじいた豆を染色用に貰い続けています。それも図々しく粗挽きにひいて貰っています。
この方が染液の抽出が楽なのです。そのぶん漉しても漉してもコーヒー豆が混ざってしまいます。
そこで写真の様にナイロンストッキングに詰めて煮出しています。何か変な形ですが。染めている間家中がコーヒー屋さんの香りです。

毛糸はコーヒーの鉄媒染です。

草木染の帯揚げ

d03e1eac.JPGそろそろ4月の鎌倉での作品展の準備に入っています。
さくら染はつぼみが咲き始めた頃の枝を使うので染めの準備はまだなのですが、展示の為に箱を買いに銀座に行って来ました。
最近気に入っているのが、鳩居堂のオリジナル文箱です。紙の箱の上にカシューを塗ってある簡単な箱ですがサイズが豊富な事と値段が手頃なので良く使います。それになんといっても帯揚げにぴったりのサイズがあることです。
草木染の帯揚げはどんな帯にも併せやすいと言って下さるので、桜以外にも何色か染めております。

写真の左から蕗のとう、梅、紅木、桜です。
春一番の生葉染めは蕗のとうから始まります。雪解け頃に秋山郷の温泉に行くゆりえさんが雪の中から芽を出している蕗のとうを見つけて宅急便で送ってくださいます。
流石寒さにうち勝って芽をだしているので、色素のパワーは素晴らしいのです。

今年は秋山郷の大雪のニュースを何度かテレビで見ました。
住んでいる方は本当に春が待ち遠しいことでしょう。

どっちが本物

6c8225dc.JPG今日仕事先で頂いた「まゆ最中」です。お疲れの時にと言って頂いたのですが、そのお心遣いにも感激なのですが、形にも感激。良く出来ていますよね。早速本物のまゆと記念撮影です。

真綿とは日本真綿協会で真綿の糸を使って、指編みでマフラーを編むレッスンを毎年秋に行っていますのでとてもなじみのある素材です。この1個のまゆから150メートルの生糸が取れます。またこのまま煮て広げた物が真綿です。真綿糸はいったん真綿にしたものから糸を作り出します。結城紬などが代表的な物です。
日本ではだんだん養蚕農家が減っていってますが、絹糸は糸の女王ですから絶やしたくないですね。
真綿協会では伝統的な真綿作りの講習会を毎週木曜日に行っています。とても珍しい講座なので興味のある方は参加してみて下さい。ちなみに私の指編み講座は9月28日と10月5日行います。申込みは真綿協会までお願いします。
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11月編物教室
久喜教室 2日16日
浦和教室 8日
大宮教室 13日
12月編物教室
久喜教室 7日21日
浦和教室 13日
大宮教室 11日














   

アトリエYARN
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http://atelier-yarn.com



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