草木染のアトリエ YARN

編んだり 染めたり 耕したり

モヘアのセーター

5580ce3e.JPG20年前に編んだセーターです。素材はモヘア糸です。軽くてとても暖かです。
草木染をする関係上モヘア以外に化学繊維の素材が入っていると綺麗に染まらないので、私が染めるのは純粋にモヘアだけの糸にしています。100%天然繊維の糸で編んだ物はいつまでも毛がしっかりしています。2日着たら3日は休めてください。そうすると糸が元気に復元してくれます。モヘアはその手応えが良く分かります。写真のセーターもかなり着ているのですが、毛足はしっかりしています。

モヘアとはアンゴラヤギの毛のことを指しますが私はてっきりアンゴラヤギも羊毛(WOOL)だと思っていましたが、繊獣毛(HAIR)だそうです。今までお売りしているモヘア糸のラベルにウール100%と表記していましたが大きな間違いでした。でも、ヘアー100%と書くのも馴染みが無いですよね。

モヘアは高温多湿の日本の風土にもっとも適した繊維と言われています。一度編んでみてください。きっと重宝すると思いますよ。

懐かしのリリヤン

3f6d3c5d.JPGリリヤンといえば子供の時に一度は遊んだことのある編み道具の一つです。編み方は簡単なのですが、編み続けても使う目的が見つからず実用の道具には、なかなか成らない物でした。
ニットの仕事をしてみてリリヤンの面白さを再認識しています。
名前に何の疑問も持たずにいましたが、リリヤンは日本だけの呼び名でした。正確にはlily-yarnだそうで、ユリの花印の糸のメーカーの社長さんがネーミングしたそうです。
外国では「FRENCH KNITTER」と言う名前が一般的なようですが。
リリヤン編みの単純さは「1人ニットカフェ」のようで癒し効果抜群ですし、出来た紐も大人になった今では、面白い物が作れそうです。
写真の真ん中は日本で現在売っている物、両端はイギリスで買い求めた物ですが、木で出来ていて子供が握りやすいように成っています。イギリスでは子供用の編み棒も売っていて、子供が大切にされている印象をうけました。リリヤンひとつにも文化が見え隠れしていますね。
 

ニットカフェのこと

8b8321a2.jpg最近日本でも話題になっているニットカフェですが、ニューヨークにある「KNIT」や「purl」のクラススケジュールを見ると平日の6時半頃からレッスンが始まっています。ニットカフェが話題になるのは男性が会社帰りに編物のレッスンにかよう事も要因の一つにあるようです。
日本ではこの時間では女性も男性もなかなかお稽古には通えません。以前神田のカルチャースクールで手編みを教えていたときに、20代の会社員の男性が生徒にいましたが、彼曰く「今日はお稽古の日だからといってサービス残業を断るわけにはいかないんですよ」と言っていつも遅刻をしていました。ニューヨークではスローライフや癒しの象徴としてニットカフェがあるようですが、日本ではまだまだのようです。
先日浦和教室のゆりえさんがニューヨークのニットカフェを訪ねて来てくれました。その時に撮った「purl」のウィンドウの写真です。やはり色使いが違いますね。

これがSAMURAI KABUTOです

318cfe9c.JPG先日の「FOLK HATS」に載っていたサムライカブトです。カブトの上にはタツノオトシゴまで付いています。かなり本物のイメージに近いですよね。
侍映画の影響でしょうか。日本人にとっては帽子に直ぐ結びつきませんが、確かに帽子ですね。

京都だより

03020b2f.年末に京都旅行に行った澄香さんがメールで写真を送ってくれました。
以前からお世話になっているお店「ホッジポッジ」を訪ねて撮影してきてくれました。今回草木染のシルクのストールを置いて貰ったのですが、ディスプレーが気になっていたのと、店内をリニューアルしたのでそれも見てみたかったのです。
ホッジポッジとは「ごった煮」と言う意味だそうですが、オーナーの晴恵さんのお気に入りを、ジャンルを越えて展示してあります。京都御所のすぐ傍です。赤いビルなのでわかり易いかと思います。
どうぞお近くに行かれたらお店を覗いてください。

男の編物

4aa05ea3.JPG昨日葉山にヨットマンの為の帽子を持って打ち合わせに行って来ました。
帽子は気に入って貰えたのですが、マリーンスポーツはヨットだけじゃ無かったのです。葉山マリーナにはモーターボートも係留されていました。急遽、編物教室の名前がシーマンズ・ニッティングスクールに変更。海の男の編物教室です。
男性が編物をする国は結構ありますが、仕事として編んでいる人が殆どです。是非この機会に趣味で編物をする男性を増やしたいものです。
どうぞお近くの方は参加して下さい。もちろん、女性もOKです。

「海の男の帽子を編む」
1月25日(水)午後2時〜5時
葉山マリーナ2F「吉岡サロン」   

世界に誇る編目記号

df7921f5.JPG昨年末に頼んでおいた本が今日届きました。
「FOLK HATS」は世界の民族的な帽子をニットで編む本です。日本のページに「サムライカブト」なる物が見事に毛糸で編まれていました。かぶるにはちょっと抵抗はありますが、ウケ狙いに作っても良いかなと帽子好きの私は気持ちが動きました。
それにしても複雑な形に加えて全てが英語です。編目記号で書かれていれば、何とか分かるのですが、殆どの外国のニットの本には編み目記号が存在しません。
なんと編目記号は昭和42年に日本工業規格で定められた物だそうです。ニットの貴公子の広瀬光治さんがおっしゃるには、編目記号のおかげで日本は世界で一番編物が盛んな国だそうです。本当に編目記号は良くできています。是非世界共通の記号になって欲しいですね。     

ヨットマンの帽子

b347e632.JPG神奈川県の葉山に「吉岡サロン」という素敵なバックを扱うお店があります。
昨年末から私の草木染のストールも置いて貰っています。お店の場所が葉山マリーナの2階なので、ヨットマンの編物教室なんてぴったりですねと、オーナーでもあるバックデザイナーの吉岡さんとお話ししていたのですが、早速1月から編物教室オープンの運びになりました。

教室案内用に帽子を2点編みました。両方ともアルパカ糸の生成です。白は初心者の男性でも編める簡単な形に、グレーはヨットの名前などを編み込んだらどうかしらと、ちょっと遊んでみました。

ヨットには一度も乗ったことのない私が考えたヨットマンの為の帽子です。明日、葉山に帽子を持っていって本当のヨットマンに見て貰います。

モヘアの糸

69959039.JPG今日から仕事始めです。
モヘヤ糸のセーターをオーダーされていたのですが、なかなかスタート出来ずにいました。色、デザインはお任せなので、早速4色決めました。
インド茜、クールミント、ルー、セントジョーンズワートです。インド茜以外は、去年の夏に自家農園のハーブで染めたものです。
糸を見ると、あの夏の暑さを思い出します。夏に染め冬に編むなんて、本当に自然に感謝です。

続ケニヤの帽子

6314e99b.JPG明けましておめでとうございます。
ケニヤの糸が気になって、今日は午後から編物三昧です。メリノ羊の白の生成で編んでみました。糸は双糸になっているので編み地が歪まないので、とても編みやすいです。
この帽子も北欧の伝統的なレース風縁飾りで縁を作ってみました。形はベレー帽子のようにちょっと膨らみを持たせてから減らしています。
帽子はイメージをすぐ形に出来るので、作っていて楽しい物の一つです。いずれ帽子だけで作品展をしたいと考えています。
Profile
アトリエYARN
ホームページ
http://atelier-yarn.com



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