草木染のアトリエ YARN

編んだり 染めたり 耕したり

ニッティングバックのエコバック発売です

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毛糸を買って下さったときのパッケージ袋が、レッスンバックとして使ってもらえる物は無いかといろいろ探していましたが編み棒ケースが横に入る大きさの既製の袋が無く、オリジナルを作りました。

不織布で出来ているエコバックタイプですが、使い勝手を考慮してデザインしました。
ご希望の方にはお売りいたします。

サイズ
幅 41センチ
高さ 20センチ
マチ 9センチ
持ち手 32センチ

定価500円(送料別)
申し込み先 info@atelier-yarn.com



サボテン?クルミ キウイ

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大きくなり過ぎたサボテンの葉をいただきました。
届けてくださった方も名前を知らないとのこと。
20年前に植えたけど花は咲かないらしい。
調べてみたら竜舌蘭という植物でした。
サボテンでも蘭でも無いらしい。
メキシコ産なのでサボテンと間違われているみたいですね。
テキーラはこれを蒸留して作るそうです。
煮出していると葉の中に繊維質がいっぱい詰まっています。
もしかして、これから繊維がとれるのではと思い再度調べるとサイザル麻は竜舌蘭から取るそうです。
とても役に立つ植物ですね。
花が咲くには40年くらい必要だそうですが。
煮出した竜舌欄から繊維取ろうと思い畑で腐らせています。
見事サイザル麻が出来たらご報告いたします。

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染め上がった色はきれいなグリーンでした。
メキシカンな色を想像していたのですが、名前からしてダイナミックな植物なのに優しい色に染まりました。
銅媒染です。

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浦和教室のオーナーご夫妻が自宅のクルミの葉を届けてくださいました。
クルミの色は人気ですね。

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この焦げ茶色はクルミでしか出ない色です。
糸によって若干発色が違ってきます。
両方とも鉄媒染です。

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こちらはキウイの葉の銅媒染です。
キウイの実と同じ色に染まりました。

草木染は最盛期

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5月の末から6月のかけては草木染の最盛期です。
毎日染めないと、植物に追い越されてしまいます。
ジューンベリーは名前のごとく6月に入ると赤いおいしい実を付けます。
実が終わった頃に剪定をして染めるのですが、写真を撮った翌日、畑に行きましたら、既に鳥たちの食事の後で、2年続けてジャムはあきらめました。

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鳥たちの食べ残しが少しある葉を煮だします。

写真 3

銅媒染で少し赤みのあるベージュに 染まりました。

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ちょっと香りの強いルーです。
ヘンルーダーとも呼ばれているハーブですが、人気のあるハーブではありませんが、染めるときれいなグリーンになるので、私は気にいっています。
人気がないというのも、毒性があるらしく食用にあまり利用できないのも一因みたいですが。
その毒性を利用して駆虫剤として本にはさみ虫食いを防いだり、納屋などにぶら下げて利用します。
またイタリアンのお酒グラッパに入っている植物はルーです。
香り付けに入れるそうですが、日本では入って売っているグラッパを私は見たことがありませんが。

写真 2

ルーの銅媒染です。
とてもきれいなグリーンです。

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白詰草も今が一番きれいです。
これは畑に自然に生えてきたものを育てています。
雑草ですがとてもカワイイ植物です。
花の部分は乾燥させてクッション剤としてオランダからのガラス製品を送るときの詰め物として、利用されていたのが名前の由来だそうですよ。
本当に植物は人間に貢献していますね。
写真 1

白詰草の銅媒染です。


みたび薔薇が染まるまで

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素敵な薔薇のガーデンも、毎年きれいに咲かすにはとても手入れが大変のようです。
咲き終わったお花は木のために摘み取るそうですが、前回の薔薇染が納得行かなかったことを察してくださり、オーナーの方が薔薇の花を送ってくださいました。

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ウイリアムシェイクスピア2000の花びらです。

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こちらは前回も染めたラ マルセイエーズです。

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今回はとてもきれいなピンクに染まりました。
染め方は前回と一緒で、ミキサーに花びら、水、酢酸を入れアントシアニンを抽出しました。
今回は別々に染めてみました。
左側がウイリアムシェイクスピア2000、右側がラ マルセイエーズの花びらです。
ウイリアムシェイクスピア2000の花びらはとてもきれいなピンクに染まりました。
前回の染めが茶色に傾いたのは薔薇の色素の性質が影響していたようです。
ようやく納得できる結果になりました。
本当に自然界は人間の思うようには行きませんね。

ふたたび薔薇が染まるまで

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先日薔薇の花びらをいただいた美しい薔薇ガーデンのお宅にうかがいました。
おとぎの国のように薔薇が咲き誇り、庭中に甘い香りが満ちていました。
やはりきれいなお花を見るとその色を布に映してみたくなりますね。
後日お願いして赤い薔薇の花びらを送って頂きました。
堅牢度が良くないのはわかっていても、一瞬でも美しい色を残したいと思いますね。

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フランスの薔薇「マルセイエーズ」と日本の薔薇「ローズオオサカ」の花びらです。

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花びら、水、酢酸をミキサーにかけます。
これは花びらの持っているアントシアニンを酸で抽出する作業です。
梅干しを作るときにしその葉を梅酢に入れて赤くするのと原理は同じです。

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美しい赤いエキスが出来ました。
見るからに染まりそうです。

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シルクのストールを染めてみました。
短時間浸けた布は淡いピンクになりましたが、欲張って濃いピンクにしたいと思い長く浸けて、液から出したら、茶色に傾きました。
ちょっとがっかりです。
やはり空気に触れただけでも変色が進みます。
花びら同様そのときだけの美しさがステキなのですね。






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藍染が出来るまで

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輪で織る織り方を開発した歌川智子さんと我が家で藍染体験です。
歌川さんは織り用の麻ひも、私は今度予定している藍染のワークショップのサンプルストールを染めました。
歌川さんがすくもを持っていて、それを使って染めようと話が決まり、始めてすくもの藍建てに挑戦しました。
私は自宅ではインド藍で染めますが、日本のタデ藍で染める本藍染は、埼玉県羽生市の作家さんの工房をお借りして染めています。
羽生市は武州藍の昔からの産地で今でも剣道着などを染める染工所がありますよ。
そんな訳で始めての、すくも建てです。

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すくもは藍の葉を発酵、熟成させて固めて染料にしたものです。
それを水で戻します。


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藍の色素を構成しているインジゴは水に溶け出さないので、アルカリの助剤などを使って藍の色素を
引き出す作業をします。
この状態で1日待ちます。


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朝に建てた藍が夜には少しずつ藍の華が咲いてきています。


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翌朝は見事な藍が出来上がっていました。
藍がきれいに建つかどうかはハラハラものなのですが、最近は良い助剤が開発され、失敗無く藍を建てることができますね。

初夏の光で藍の色が美しく映えます。



薔薇が染まるまで

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薔薇のお庭を持っている方から、沢山の薔薇の花びらをいただきました。
香りもよく、深紅の薔薇はこの色を残したいとどなたも思うことでしょう。
酢などで色素を抽出する方法もありますが、私の場合実用的な編み物用の毛糸を染めているので、やはり堅牢度が気になります。
汗、摩擦、日光などで大きく退色してしまうのはさけたいですね。

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やはりいつも通りに加熱して染めることに。
30分ほど花びらを煮出します。
煮出している間、とても良い香りです。

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赤い染液が出来ました。
この色がそのまま染まってくれるとうれしいのですが。

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毛糸を入れてさらい30分煮染めます。

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媒染をして染め上がりです。
糸はシルクウールの銅媒染です。
花びらの色とはほど遠いですが、薔薇が秘めている色と思うとロマンチックですね。






ハルジオンで染める

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畑も彩りを増してきました。
キャットミントは紫の花が満開で、エルサレムセージも蕾を持ち始めました。

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畑の土起こしが遅くなると一面ハルジオンが咲き始めます。
咲いている様子はとても可憐できれいなのですが、なぜか折ったり、摘んだりすると貧乏になると言われ別名「貧乏草」と呼ばれています。
侵略的外来種に選ばれていますから、種などを飛ぶのをセーブしたかったのでしょうか?

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貧乏になる覚悟で根ごと抜き染めます。
染める糸の量と同量のハルジオンを煮出します。

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今回はシルクモヘアとモヘア糸を染めました。
どちらも銅媒染です。
春らしい色ですよ。

企画展のご案内です

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3月に「さくら染」展でお借りしたギャラリーの企画展に参加いたします。
「千駄木商店」の名にふさわしく、ギャラリーゆかりの方たちの作品が並びます。
私は草木染の糸と、桜染のアクセサリーを出品しています。

この季節はギャラリーのそばの根津神社のつつじも咲き誇っています。
春のお散歩によってみてください。

「千駄木商店」
4月29日(火)〜5月6日(火)
12:00 〜7:00
千駄木空間
文京区千駄木2-49-8
www.sendagi-kukan.com
東京メトロ 千代田線千駄木駅1番出口 徒歩5分

日本ホビーショーで量り売り

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4月24日から日本ホビーショーが始まります。
今までは訪れて楽しんでいましたが、今年は始めて参加いたします。
3日間、草木染の糸の量り売りをいたします。
色々な種類の糸を楽しみたい方はお声をかけてください。
その場でお渡しいたします。
ブースナンバー908「クラッセ代官山」のブースにおります。

第38回日本ホビーショー
4月24日(木)〜4月26日(土)
 10:00から17:00
 東京ビッグサイト 東1,2,3 ホール


Profile


7月編物教室
久喜教室 6日20日
浦和教室 19日
大宮教室 10日














   

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ホームページ
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