草木染のアトリエ YARN

編んだり 染めたり 耕したり

京都だより

03020b2f.年末に京都旅行に行った澄香さんがメールで写真を送ってくれました。
以前からお世話になっているお店「ホッジポッジ」を訪ねて撮影してきてくれました。今回草木染のシルクのストールを置いて貰ったのですが、ディスプレーが気になっていたのと、店内をリニューアルしたのでそれも見てみたかったのです。
ホッジポッジとは「ごった煮」と言う意味だそうですが、オーナーの晴恵さんのお気に入りを、ジャンルを越えて展示してあります。京都御所のすぐ傍です。赤いビルなのでわかり易いかと思います。
どうぞお近くに行かれたらお店を覗いてください。

男の編物

4aa05ea3.JPG昨日葉山にヨットマンの為の帽子を持って打ち合わせに行って来ました。
帽子は気に入って貰えたのですが、マリーンスポーツはヨットだけじゃ無かったのです。葉山マリーナにはモーターボートも係留されていました。急遽、編物教室の名前がシーマンズ・ニッティングスクールに変更。海の男の編物教室です。
男性が編物をする国は結構ありますが、仕事として編んでいる人が殆どです。是非この機会に趣味で編物をする男性を増やしたいものです。
どうぞお近くの方は参加して下さい。もちろん、女性もOKです。

「海の男の帽子を編む」
1月25日(水)午後2時〜5時
葉山マリーナ2F「吉岡サロン」   

世界に誇る編目記号

df7921f5.JPG昨年末に頼んでおいた本が今日届きました。
「FOLK HATS」は世界の民族的な帽子をニットで編む本です。日本のページに「サムライカブト」なる物が見事に毛糸で編まれていました。かぶるにはちょっと抵抗はありますが、ウケ狙いに作っても良いかなと帽子好きの私は気持ちが動きました。
それにしても複雑な形に加えて全てが英語です。編目記号で書かれていれば、何とか分かるのですが、殆どの外国のニットの本には編み目記号が存在しません。
なんと編目記号は昭和42年に日本工業規格で定められた物だそうです。ニットの貴公子の広瀬光治さんがおっしゃるには、編目記号のおかげで日本は世界で一番編物が盛んな国だそうです。本当に編目記号は良くできています。是非世界共通の記号になって欲しいですね。     

ヨットマンの帽子

b347e632.JPG神奈川県の葉山に「吉岡サロン」という素敵なバックを扱うお店があります。
昨年末から私の草木染のストールも置いて貰っています。お店の場所が葉山マリーナの2階なので、ヨットマンの編物教室なんてぴったりですねと、オーナーでもあるバックデザイナーの吉岡さんとお話ししていたのですが、早速1月から編物教室オープンの運びになりました。

教室案内用に帽子を2点編みました。両方ともアルパカ糸の生成です。白は初心者の男性でも編める簡単な形に、グレーはヨットの名前などを編み込んだらどうかしらと、ちょっと遊んでみました。

ヨットには一度も乗ったことのない私が考えたヨットマンの為の帽子です。明日、葉山に帽子を持っていって本当のヨットマンに見て貰います。

モヘアの糸

69959039.JPG今日から仕事始めです。
モヘヤ糸のセーターをオーダーされていたのですが、なかなかスタート出来ずにいました。色、デザインはお任せなので、早速4色決めました。
インド茜、クールミント、ルー、セントジョーンズワートです。インド茜以外は、去年の夏に自家農園のハーブで染めたものです。
糸を見ると、あの夏の暑さを思い出します。夏に染め冬に編むなんて、本当に自然に感謝です。

続ケニヤの帽子

6314e99b.JPG明けましておめでとうございます。
ケニヤの糸が気になって、今日は午後から編物三昧です。メリノ羊の白の生成で編んでみました。糸は双糸になっているので編み地が歪まないので、とても編みやすいです。
この帽子も北欧の伝統的なレース風縁飾りで縁を作ってみました。形はベレー帽子のようにちょっと膨らみを持たせてから減らしています。
帽子はイメージをすぐ形に出来るので、作っていて楽しい物の一つです。いずれ帽子だけで作品展をしたいと考えています。

ケニヤの帽子

18bfcb9b.JPG先日紹介したケニヤの手紡糸で編んだ帽子です。
ヤコブ羊の生成「マウンテンミスト」で編みました。黒、茶、灰色のミックス具合が良いので、模様を入れずにメリヤス編みにしました。
糸にはEVALINEと書いてあったので、「アヤニの毛糸」のホームページで調べたら、エバリン・アンブカさんが紡いだ糸でした。紡いだ人の顔写真も載っていて、遠い国の人なのに手のぬくもりを感じ身近な人に思えます。

帽子の縁にアクセントを付けたかったので、白を加えて2色のねじり編みの縁にしました。
このねじり編みは北欧の伝統的な縁の作り方で、昔ミトンや靴下などに使われていたようです。この編み方はマスターすると作り方が簡単で、ちょっと新鮮なデザインになります。

今日はお天気が良かったので、畑の桜の木の下で撮影です。

フランスの香り

06b6011b.JPG以前真綿協会主催の指編み講座に参加して下さった方から今日素敵な糸が届きました。DMCの毛糸の刺繍糸です。買ったまま使わずじまいで、既にアンティークの風格があるので箱も懐かしいでしょうからと、箱付きで送ってくださいました。パッケージがやっぱりフランスの糸だわと思わせる感じです。今の箱のデザインがどんなのか解らないですが、古さのせいかフランスの香りがします。
糸の発色も良くなかなかお洒落な色合いになっています。
最近ニードルワークが流行始めています。ウールの布地にこの糸で刺繍をしてパックなど作ったらどうかしら、いや手づくりボタンも良いかも、作りたい物は沢山あります。

ケニヤの毛糸

463634e9.JPG秋にケニヤから届いた毛糸で今夜から帽子を編みます。
ケニヤの首都ナイロビで「アヤニ・ウィメン・グループ」の方達が自立のために紡いでいる糸です。アフリカの植物で染めた草木染めの糸もあるのですが、今回は生成糸を購入しました。
白の糸がメリノ羊で、茶色の糸がヤコブ羊です。両方とも染めていない生成糸です。力強い手紡ぎ糸でとても気に入っています。1つ1つに紡いだ人の名前の紙が付いていて、遠くケニヤに思いをはせながら編めそうです。
この糸を日本に紹介している方が星野英子さんです。ナイロビに居た時にこのグループと知り合い帰国後ボランティアで糸のお世話をして下さっています。頭が下がる思いです。詳しいことをお知りになりたい方は「ケニヤの毛糸」でアクセスしてみて下さい。

冬の藍

dd66a1e0.JPG藍染めに行ってきました。紺屋さんと言うよりは藍染め作家の鈴木さんがご自分のアトリエを解放して染めさせて下さっている所なのですが、場所が羽生なのでさしずめ武州藍といったところでしょうか。
藍は生き物なので冬の寒さで菌が死なないように、地面に穴を掘って籾殻を燃やしています。写真の煙突の下が暖かくなっています。
冬の藍が一番綺麗に染まると言いますが、鈴木さんの藍は1年中美しいブルーで染まります。管理が良いからでしょうね。
今回はランチョンマットを染めてきました。お正月に使う予定です。
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