「FOLK HATS」は世界の民族的な帽子をニットで編む本です。日本のページに「サムライカブト」なる物が見事に毛糸で編まれていました。かぶるにはちょっと抵抗はありますが、ウケ狙いに作っても良いかなと帽子好きの私は気持ちが動きました。
それにしても複雑な形に加えて全てが英語です。編目記号で書かれていれば、何とか分かるのですが、殆どの外国のニットの本には編み目記号が存在しません。
なんと編目記号は昭和42年に日本工業規格で定められた物だそうです。ニットの貴公子の広瀬光治さんがおっしゃるには、編目記号のおかげで日本は世界で一番編物が盛んな国だそうです。本当に編目記号は良くできています。是非世界共通の記号になって欲しいですね。
機会があれば是非見たいです。