cd4c8955.JPG春から秋まで長い間黄色の花が咲くルーですが、独特の臭いはハーブの香りとはほど遠く、余り注目されずにいつも畑で咲いています。ただ染めるととても綺麗なグリーンになります。写真は去年の8月に染めたモヘア糸と、その糸で編んだクルクルマフラーです。モスグリーンに染まるハーブは沢山あるのですが、このようなグリーンになるのは、イタリアンパセリやニンジンの葉などに限られます。

ルーの歴史は古く解毒剤として使われていたようです。また、かすみ目にも効くとされていて、ミケランジェロやダビンチも使ったとか。
お酒好きの方はご存知かもしれませんが、イタリアの葡萄の焼酎・グラッパの中に入っているのがルーの小枝です。解毒剤とアルコール、ダブルで消毒ですね。