d03e1eac.JPGそろそろ4月の鎌倉での作品展の準備に入っています。
さくら染はつぼみが咲き始めた頃の枝を使うので染めの準備はまだなのですが、展示の為に箱を買いに銀座に行って来ました。
最近気に入っているのが、鳩居堂のオリジナル文箱です。紙の箱の上にカシューを塗ってある簡単な箱ですがサイズが豊富な事と値段が手頃なので良く使います。それになんといっても帯揚げにぴったりのサイズがあることです。
草木染の帯揚げはどんな帯にも併せやすいと言って下さるので、桜以外にも何色か染めております。

写真の左から蕗のとう、梅、紅木、桜です。
春一番の生葉染めは蕗のとうから始まります。雪解け頃に秋山郷の温泉に行くゆりえさんが雪の中から芽を出している蕗のとうを見つけて宅急便で送ってくださいます。
流石寒さにうち勝って芽をだしているので、色素のパワーは素晴らしいのです。

今年は秋山郷の大雪のニュースを何度かテレビで見ました。
住んでいる方は本当に春が待ち遠しいことでしょう。