さくら枝加工済み先週成城の桜の枝を頂き、煮出し始めています。
さくら色に染めるにはつぼみが膨らんだ頃の枝を使います。早いとまだ花の色素ができていませんし、花が咲いてからではお花に色素がいってしまいます。
そうなると枝の切り頃が問題ですが、今年も良い色に染まりそうです。
10日ほど枝を煮て染液を作ります。今日で7日目です。家中がさくら餅の香りになってます。来週から一気に染め始めます。
染める瞬間は一番わくわくしますが、一番心配な時でもあります。
花の色がそのまま染まる植物は珍しいのですが、さくらは花の色と全く同じ色に染まります。
さくらは美しいだけでなく、うちに秘めているパワーにも感心させられます。