タデ藍の乾燥葉を使って染めるワークショップをいたします。

   干し葉藍で染める

5月8日(水)
Aクラス PM1:00〜3:00
Bクラス PM3:30〜5:30

参加費 シルク糸の方 8000円(中細タイプの糸70g込み)
    シルクストールの方 7500円(155c×32cのストール込み)

定員 各回4名
場所 ギャルリーラー
   有楽町線 銀座1丁目駅下車10番出口 徒歩1分
   東京都中央区銀座1-9-8 奥野ビル601
       TEL03-6228-6108
お問い合わせ、お申し込みは下記までお願いいたします。
    info@atelier-yarn.com



藍染は世界中で行われていますが、日本の藍はタデ藍で染めています。
タデ藍は割と簡単に育てることができますので、植えている方は多いとおもいます。

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アトリエYARNでも毎年植えていますが、なかなかたくさんの葉を採取することは難しいですね。


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花の咲く前の葉を摘み取ります。
この葉を使って染めるのが生葉染です。
生の藍の葉をすりつぶして藍の液を作り染めます。
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左が生葉染 右が干し葉藍染です。
生葉は綺麗な水色に染まります。

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乾燥させると干し葉藍ができます。
今回はこの干し葉藍を使って染めを行います。

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このように煮染める方法をレッスンいたします。

出来上がりはこのような色です。
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糸とストールを選べますが両方ともシルクです。



こちらは昨年のワークショップのインド藍で染めた麻糸です。
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インド藍はこのようなタンクで藍を建てました。
インド藍の色素だけの染料が市販されていてそれを使いました。


こちらは本藍の工房です。
このように藍甕が濃度別に埋まっています。

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本藍とは藍の葉を乾燥させ約100日かけて「すくも」という藍だけの色素の塊を作り、それを用いて染液を作り染めたものを指します。
すくもを作るのは難しく年々すくもの量は少なくなっているそうです。

本藍ほどの濃色には染まりませんが、干し葉藍での染色はものつくりの方にはとても有効な染色方法です。
品不足の干し葉藍が、入手できましたので、今回のワークショップはお一人づつ藍を建てて体験していただけます。
ぜひこの機会にご参加ください。