草木染のアトリエ YARN

編んだり 染めたり 耕したり

染めたり

五倍子で染める

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ごばいし、ふしとも呼ばれる染料です。
いつも説明に困るほど馴染みのないものです。
でも「古今和歌集」にも出てくるくらい昔から使われています。
またお歯黒や染めの下地に使ったり、なかなかの優れモノの染料ですね。
ヌルデの木がヌルデミミムシに樹液を吸われた後、傷に細菌が入らないために
タンニン酸で固めてできたコブが五倍子です。
以前、秩父の山で見つけた方から頂いたことがあるので、植物に詳しい人なら、見つけることができるみたいです。
まずヌルデの木を見つけられないとだめですね。

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紫かかったグレーの色は五倍子独特の色で、人気のある色です。
写真は鉄媒染です。

染料と顔料

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「自分で作るナチュラルな口紅」の講座に参加してきました。
講師はマルガリータガーデンズのゆかりさんです。
ゆかりさんにはアトリエYARNの小物制作もお願いしています。
いつもセンス良く仕上げてくれます。
写真の草木染のコサージュは新作で、2月3日から始まる浦和・ギャラリーれいらでの「草木染の糸 草木染の帽子」展にオリジナルブランドで参加してくれます。

口紅講座でとても興味深かったのは顔料による染色です。
染めをするときに染料しか使ったことがないのですが、口紅は顔料で染色します。
染める行為はどんなやり方でもわくわくして楽しいですね。
それに今回の口紅は本当にナチュラルでカスターオイル、蜜蝋、顔料だけで作ります。
市販の口紅は20数種類の材料からできているみたいですから、何でも自分で作ると物ができるまでの工程がよくわかりますね。

「葉っぱ色の毛糸展」始まっています

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今回で8回目を迎える「葉っぱ色の毛糸展」始まっています。
パリで展示した100色の中から65色を展示しております。
夏から秋にかけて染めた毛糸が一番そろっています。
会期中編み物の無料レッスンも行っております。
どうぞお気軽に参加ください。

「葉っぱ色の毛糸展」
11月27日(土)〜12月3日(金)
AM11:00〜PM5:00
ギャラリー津田
TEL03−3416−6261
世田谷区成城2−39−2
小田急線成城学園前駅下車 南口徒歩1分
http://gallerytsuda.blogspot.com/

紫色が人気

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パリの個展を終えて戻ってまいりました。

11月のパリは暗く寒いと聞いていたので、明るい色の糸を多めに展示しましたが、予想通り滞在していた2週間はほとんどが雨の毎日でした。

そんなお天気も影響してかコチニールで染めた紫色やインド茜のオレンジ色が人気でした。

パリの街を歩くとウインドウに飾られているコートやセーターなど紫色のものが多かったですね。
日本でも紫色は人気の色ですが、日本以上に紫色に魅かれている感じがしました。

100色揃いました

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ようやく100色揃いました。
始めての海外個展なので、日本の食材からも多く染めました。
黒豆、あずき、大豆、黒米、そばがらなどです。
私たちの生活は黒豆を鉄鍋で煮て発色を良くしたり、
あずきでお赤飯の色を出したり、昔から生活と染めが
一体となっていたことを改めて実感しました。

今回ラベルもフランス語の表記をしてみました。
フランス語にない植物もたくさんありました。
フランス人に聞いてきます。


    ちょっとしたお知らせ
   10月26日15:05分からFM NACK5で
   草木染のお話をします。
   5分ていどですので、お時間のある方は
   お付き合いください。

パリ展のお知らせ

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アトリエYARN初の海外個展を行います。
タイトルを農業国フランスを意識して「Lacouleur des legumes(野菜の色)」にしました。
サブタイトルは「日本の草木染100色」。
従来の日本の草木染に代表的な日本の野菜で染めたものを加え、
日本の染色の美しさと日本の食文化を楽しんでいただける
100色展になっております。

 11月3日〜11月13日
 ギャラリーTENDANCES
  8-12,rue Bertin poiree 75001 paris
    www.tenri-paris.com
メトロ最寄駅 シャトレーまたは ポンヌフ

 11月5日、6日はマフラーを編むワークショップをいたします。

 詳しくはアトリエYARN info@atelier-yarn.comまでお問い合わせ下さい。

トウモロコシとズッキーニ

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中澤農園から届いたトウモロコシの皮がきれいだったので染めてみました。
ブルーがかったグリーンに。ちょっと変わった初めての色です。
写真のモヘア糸です。
そのことを中澤農園にお伝えしたら、ズッキーニの葉も送って下さいました。
ストールのきれいなグリーンがそうです。
きれいなグリーンを染めるのに毎年カボチャを植えて実のなる前に葉で染めているのですが、今年の猛暑で無残にも枯れてしまいました。
何せ水をまかないサバイバル方式なので、今年の夏は枯れる植物が多いです。
いったんお水をあげると植物の根は水分を蓄えなくなるらしいので、植物の自立を促しているのですが、その前に枯れてしまいましたね。
そんな折でのズッキーニの葉はさすがカボチャの種類なので、同じようにきれいに染まりました。

ところで北海道出身の私は子供のころからトウモロコシのことを「トウキビ」と呼んできましたが、「トウキビ」は方言なんですね。

タケで染める

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畑横の土手がこの夏であっという間に竹林になってしまいました。
畑に日が入らなくなりちょっと悩みの種です。
土手の整備を兼ねて染めております。
きれいなグリーンに染まりました。
染めあがりは「一日一色」http://blog.atelier-yarn.comでご覧ください。

それにしてもタケの成長のスピードにはかないません。
染めても染めても竹林は広がるばかりです。
タケは採り続けても生態系に影響しないといいますが、全くその通りですね。

藍染講座

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昨日の藍染レッスンは、梅雨明けのとても良いお天気の中で行われました。
ストールを染める方、Tシャツを染める方、糸を染める方皆さん思い思いのデザインで楽しみました。
藍染を初めて体験する方が多かったので、藍に染まっていく様子には驚いたようです。
藍の媒染剤は空気ですので、空気に触れるとみるみる青くなっていきます。

私も藍は何回染めてもその度にわくわくします。

ユーカリで染める

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植木屋さんからユーカリの葉を大量にいただきました。
さっそく染めるのですが、これがなかなか思うようにはなりません。
普通の草木染とは違い、葉を煮出すのと染めるのを同時にします。
最初は黄色に染まり時間がたつとだんだんオレンジになります。
2,3時間は加熱しないとオレンジにはなりませんね。

ユーカリは種類がいろいろありますが、丸葉のユーカリシネリアしかオレンジになりません。
このきれいなオレンジをストールすると素敵なのですが、残念なことにシルクには染まらないのです。

自然を相手にすることはなかなか思うようにはいきませんね。

染めあがりは「一日一色」http://blog.atelier-yarn.comでご覧ください。
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