ご近所から大量のカモミールをいただきました。
前の年のこぼれ種で立派に育ったそうですが、さすがに大きく香りもすばらしいです。
私の畑ではカモミールとの相性が悪く沢山染まるほど成長しません。
カモミールはキク科の植物で花はリンゴの香りがして薬草として使われてきました。
安眠やリラックス効果もありハーブティーなどに使われていますね。
人間だけでなく植物にも効果を発揮するらしく、近くに生えている植物を元気にしたり、害虫を予防したりするそうです。
翌日今度は編物の生徒さんが白いバラの花びらを持ってきてくださいました。
以前赤いバラで染めたブログを読んで白はどんな色になるかしらと興味を持ってくれていました。
こちらの記事です。
白いバラは何色に染まるのかしら?
写真は黄色みがありますが実物は真っ白でした。
とても興味深く染めてみました。
白い花には白い色素は含まれていなく、透明か黄色を表すフラボール類という色素が含まれているのだそうです。
花びらの組織の中に空気の小さな泡が含まれていて、光が当たって白く見えているそうです。
ビールの泡が白く見えるのと原理は同じみたいですよ。
やっぱり白くは染まりませんね。
向かって右がカモミール、左が白いバラの花びらです。
どちらもシルクモヘア糸の銅媒染です。