エストニアのタリンから旅は始まりました。
最初のワークショップはハンドクラフト館での伝統的な刺繍です。
麻布に毛糸で刺繍をしていきます。
立体的になる刺し方をします。
針の運びが独特で、私は未だ完成していません。
伝統的なニットのレクチャーもしてくださり、デザインの素晴らしさにうっとりです。
翌日は念願のエストニアのキヒヌ島へ。
島の女性が伝統的な歌と踊りのミニコンサートでお出迎えくださいましたよ。
楽器を弾かない人は歌いながら編み物をします。
編み物が体の動きと一体化しています。
それも編むのが早いです。
島の女性たちの手作りのお人形。
エプロンをしているのが結婚している女性だそうです。
キヒヌ博物館はまさにニットの聖地です。
見応えのある博物館でした。
キヒヌ島から戻りエストニアで2回目のワークショップは、作家たちのアトリエが集合しているクラフトの館で行われました。
2種類の中ワークショップ中から私は「ブロンズ スパイラル」という千年以上の歴史のあるテクニックを学びました。
銅線でビーズを作りその中に毛糸を入れて形創っていきます。
こちらは先生の作品です。
バルトの国はどこに行ってもニットの国です。
いろいろなところに毛糸が使われています。
最後のワークショップはラトビアでビーズ編みのレッスンでした。
会場は森の中のクラフト館でとても恵まれている施設でした。
こちらは先生の作品。
出来上がったのはこちらのブローチです。
旅の一番の目的であるラトビア・リガでの民芸市の様子です。
アップできないほどのたくさんの魅力的なブースがありました。
物を作る事が生きる事といったポリシーを感じさせる民芸市。
若い人からお年寄りまで自分の作った作品を素敵に飾りながらブースを出しています。
手の仕事がたくさん残っていて、またそれを受け継ぐ若い人がいる国ですね。
街歩きをしても、ニットの帽子をかぶっている子供によく会います。
可愛いですよね。
最終日に去年行けなかった「ホビーウール」へ。
編み物好きならワクワクするお店です。
リガにいかれたら是非訪ねてみてください。
最後にお知らせです。
今回旅した5人の仲間の作品展を致します。
旅の刺激を形にします。
7月4日(月)〜7月8日(金)
東京笹塚・ラパンにて